Claudeのモデル全まとめ【2026年10月版】料金・トークン・用途別おすすめを徹底解説

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「Claudeってモデルがいっぱいあって、どれを使えばいいの?」「トークンの料金ってどれくらいかかるの?」と迷っている人向けに、2026年10月時点のClaudeのモデルを全部まとめて一覧にしました。

料金・トークン上限・用途別のおすすめ・コスト節約のコツまで、この記事1本で分かるように詳しく解説します。

※料金はすべてAnthropic公式サイトの情報(2026年10月19日時点)をもとにしています。料金は変更されることがあるので、最終的には公式ページで確認してください。

まず結論:Claude 4世代はもう「旧モデル」

「Claude 4」で検索してこの記事にたどり着いた方も多いと思いますが、現在のClaudeは5世代(5.1/5.5)が最新です。Claude 4/4.5/4.6などは、今は「レガシーモデル(旧モデル)」という扱いになっています。

現在の主力モデルは次の4つです。

モデル名 ひとことで言うと 速さ
Claude Fable 5.1 いちばん賢い最上位モデル 遅め
Claude Opus 5.5 本格的な作業のメイン担当(公式の推奨スタート地点) 普通
Claude Sonnet 5.5 速さと賢さのバランス型 速い
Claude Haiku 5.5 激安・爆速の量産担当 最速

公式ドキュメントでも「迷ったらまずOpus 5.5から始めて、足りなければFable 5.1へ」という案内になっています。

そもそも「トークン」とは?

トークンとは、AIが文章を処理するときの文字のかたまりの単位です。ClaudeのAPI料金は、このトークン数で決まります。

  1. 入力トークン:AIに送る文章(指示文・資料・過去の会話など)
  2. 出力トークン:AIが書いて返してくる文章

料金表の「MTok」は100万トークンあたりの料金という意味です。出力トークンは入力の5倍の単価なので、長い文章を書かせるほど料金が上がります。

日本語の場合、ざっくり1文字=1トークン前後が目安です(内容やモデルによって変わります)。また、Claude 4.7以降のモデルは新しい仕組み(トークナイザー)を使っていて、同じ文章でも旧モデルより約30%多くトークンを数える点に注意してください。正確に知りたいときは、公式の「トークンカウント」機能で測るのが確実です。

最新モデル4種の詳細スペック一覧

項目 Fable 5.1 Opus 5.5 Sonnet 5.5 Haiku 5.5
API モデルID claude-fable-5-1 claude-opus-5-5 claude-sonnet-5-5 claude-haiku-5-5
入力料金(100万トークン) $10 $4 $2 $0.10〜
出力料金(100万トークン) $50 $20 $10 $0.50〜
読み込める量(コンテキスト) 100万トークン 100万トークン 100万トークン 100万トークン
1回の最大出力 12.8万トークン 12.8万トークン 12.8万トークン 12.8万トークン
思考(Thinking) 常にON 常にON 自動調整 自動調整
標準の思考レベル(effort) high medium high medium
知識の範囲 2026年6月まで 2026年6月まで 2026年6月まで 2026年6月まで

4モデルとも、文章と画像の入力、ツール連携、多言語に対応しています。100万トークン(日本語ならざっくり本数冊分)を一度に読み込めるので、長い資料やソースコードもまとめて渡せます。

Haiku 5.5だけは「長さで料金が変わる」

Haiku 5.5は、1回のリクエストで送る入力が10万トークンを超えると料金が5倍になる仕組みです。

入力の長さ 入力料金 出力料金
10万トークン以下 $0.10 $0.50
10万トークン超 $0.50 $2.50

短い処理を大量に回す使い方なら、とんでもなく安く使えます。逆に長い資料を読ませるなら、Sonnet 5.5と比べて検討するのがおすすめです。

各モデルの特徴と向いている用途

Claude Fable 5.1(最上位)

現在いちばん賢いモデルです。難しい推論や、長時間かけて自動で作業を進めるエージェント処理に向いています。

  1. システム全体の設計、複雑なバグの原因調査
  2. Opus 5.5で試してもうまくいかなかった難問
  3. 研究・分析など、質が最優先の作業

料金は最も高いので、普段使いではなく「ここぞ」という場面向けです。なお、同じ中身のモデルで「Claude Mythos 5.1」という上位版もありますが、こちらは一部の組織向けに限定提供されています。

Claude Opus 5.5(メイン担当)

公式が「まずはこれから」と推しているモデルです。長時間のコーディングや仕事の作業をまかせる主力という位置づけです。

  1. Claude Codeでのプログラミング(WordPressのテーマやプラグイン開発など)
  2. 自動投稿システムの構築、複数ファイルにまたがる修正
  3. しっかりした長文記事、資料作成

旧Opus(4.5〜5)は入力$5/出力$25だったので、性能が上がったのに値下がりしています。また、料金2倍で最大2.5倍速くなる「Fast mode(入力$8/出力$40)」も使えます。

Claude Sonnet 5.5(バランス型)

速さと賢さのバランスが最も良いモデルです。料金はOpus 5.5の半分。

  1. ブログ記事の下書き・リライト
  2. 自動投稿の記事生成(品質も欲しい場合)
  3. 日常的なコーディング補助、メール作成、要約

「毎日たくさん使うけど、品質もそこそこ欲しい」なら、まずSonnet 5.5を試すのがおすすめです。

Claude Haiku 5.5(量産担当)

最速・最安のモデルです。分類・抽出・振り分けなど、大量の単純作業が得意です。

  1. 記事のタグ付け、カテゴリ分類
  2. 商品データから必要な項目だけ抜き出す
  3. 短い要約・あらすじの大量生成
  4. チャットボットの一次応答

目的別おすすめモデル早見表

やりたいこと おすすめ 理由
とりあえず何でも使いたい Opus 5.5 公式推奨。性能と価格のバランスが良い
ブログ記事を書く・直す Sonnet 5.5 十分な文章力で、料金はOpusの半分
記事を毎日大量に自動生成 Sonnet 5.5 または Haiku 5.5 品質重視ならSonnet、本数重視ならHaiku
WordPressのコード・プラグイン開発 Opus 5.5 長いコードや複数ファイルの修正に強い
タグ付け・分類・データ抽出 Haiku 5.5 激安・最速
難しい設計・原因不明のトラブル Fable 5.1 最も深く考えられる
長い資料・PDFをまとめて読む Opus 5.5 または Sonnet 5.5 100万トークンまで追加料金なし
画像の内容を読み取る 全モデルOK 安く済ませるならHaiku 5.5

実際いくらかかる?記事作成のコスト試算

ブログ記事を1本作るのに「入力5,000トークン(指示+資料)、出力3,000トークン(記事本文)」使うと仮定して計算してみます。

モデル 1記事あたり 月100記事 月100記事(バッチ利用)
Fable 5.1 $0.20 $20 $10
Opus 5.5 $0.08 $8 $4
Sonnet 5.5 $0.04 $4 $2
Haiku 5.5 $0.002 $0.20 $0.10

1ドル=150円で計算すると、Sonnet 5.5で月100記事でも約600円、Haiku 5.5なら約30円です。思ったより安いと感じる人が多いのではないでしょうか。

※あくまで目安です。思考(Thinking)の量や、Web検索などのツールを使うと料金は増えます。

料金を安くする3つのワザ

1. プロンプトキャッシュ(同じ指示文を使い回す)

毎回同じ長い指示文や資料を送る場合、2回目以降はキャッシュ(一時保存)から読み込まれ、入力料金が大幅に安くなります。

モデル キャッシュ書き込み(5分) キャッシュ書き込み(1時間) キャッシュ読み込み
Fable 5.1 $12.50 $20 $0.25(通常の2.5%)
Opus 5.5 $5 $8 $0.20(通常の5%)
Sonnet 5.5 $2.50 $4 $0.10(通常の5%)
Haiku 5.5(10万以下) $0.125 $0.20 $0.01(通常の10%)

書き込み時は少し高くなりますが、5分キャッシュなら1回読み込むだけで元が取れます。自動投稿のように同じ指示文を繰り返し使う仕組みでは、ぜひ使いたい機能です。

2. バッチ処理(急がない作業はまとめて)

すぐに結果がいらない処理は「Batch API」でまとめて送ると、入力・出力ともに50%オフになります。夜中に翌日分の記事をまとめて作る、といった使い方にぴったりです。キャッシュとの併用もできます。

3. 作業ごとにモデルを使い分ける

全部を高いモデルでやる必要はありません。たとえば「記事本文はSonnet 5.5、タグ付けとカテゴリ分類はHaiku 5.5」のように分けるだけで、コストはぐっと下がります。

Batch APIで記事を作ってWordPressに自動投稿できる?

「バッチ処理で50%オフなら、記事の自動生成に使いたい!」と思った方も多いはず。結論から言うと、Claude Code自体はBatch APIを使えませんが、Batch APIで記事を作ってWordPressに投稿する仕組みは作れます。ポイントを順番に見ていきましょう。

1. Claude CodeとBatch APIは別物

Claude Codeは、対話しながら作業を進めるツールです。裏で勝手にBatch APIに切り替える機能はありません。そのため、「Claude Codeに記事を書かせてWordPressに下書き投稿する」という使い方は、バッチ割引の対象外です。

2. Batch APIを使うなら自前のスクリプトを作る

Batch APIを使う場合は、PHPやPythonで自分用のスクリプトを用意します。流れは次のとおりです。

  1. スクリプトから「記事を〇本作って」とまとめてリクエストを送る
  2. 処理が終わったら結果(記事本文)を受け取る
  3. WordPressのREST APIを使って下書きとして投稿する

このスクリプトを作る作業そのものには、Claude Codeが使えます。「Claude Codeは仕組みを作る係、記事を量産するのはBatch API」という役割分担です。

3. 料金はサブスクとは別会計

Batch APIはAPIキーを使った従量課金です。Claude(Pro/Max)のサブスク料金とは別にお金がかかります。料金は通常APIの50%です。

モデル バッチ入力 バッチ出力
Fable 5.1 $5 $25
Opus 5.5 $2 $10
Sonnet 5.5 $1 $5
Haiku 5.5(10万以下) $0.05 $0.25

なお、エラーになったリクエストや期限切れになったリクエストには料金がかかりません。

4. 結果はすぐには返ってこない

ほとんどのバッチは1時間以内に終わりますが、結果が取れるのは「全部終わった時」か「24時間後」のどちらか早い方です。24時間以内に終わらなかった分は期限切れになります。

そのため、自動投稿の仕組みは次のような2段構えにするのが基本です。

  1. cronで決まった時間にバッチを送信する
  2. しばらく後に別のcronで状態をチェックし、終わっていれば結果を回収してWordPressに投稿する

結果は作成から29日間ダウンロードできるので、回収が少し遅れても大丈夫です。また、結果は送った順番どおりに返ってくるとは限らないため、リクエストごとに付ける「custom_id」(記事ごとの識別名)で照合するようにしましょう。

5. Web検索なども使える

Web検索やWebページ取得などのサーバーツールも、バッチ内で使えます。ネタ集めから記事化まで1リクエストで完結させることも可能です。

ただし、処理が途中で区切られて「pause_turn」という状態で返ってくることがあります。その場合は、続きを追加で送って完成させる処理をスクリプトに入れておきましょう。また、Web検索を大量に使うバッチは完了までに時間がかかることがあります。

Batch APIの制限まとめ

項目 内容
1バッチの上限 10万リクエスト または 256MB(先に達した方)
処理時間 ほとんどは1時間以内、最大24時間
結果の保存期間 作成から29日間
対応モデル 現行の全モデル
使えないもの ストリーミング出力、Fast mode
キャッシュとの併用 可能(割引が重なる)。処理が5分を超えることが多いので1時間キャッシュがおすすめ

その他の追加料金

機能 料金
Web検索 1,000回あたり$10+トークン料金
Webページ取得(Web fetch) 追加料金なし(トークン料金のみ)
コード実行 Web検索と一緒なら無料。単体は月1,550時間まで無料、超過は1時間$0.05
Opus 5.5 Fast mode 入力$8/出力$40(通常の2倍)
米国内のみで処理(データ所在地指定) 通常料金の1.1倍

目安として、一般的なWebページ(約10KB)を読み込むと約2,500トークン、大きめのPDF論文(約500KB)だと約12.5万トークンになります。

旧モデル(Claude 4世代など)の料金一覧

「Claude 4」系のモデルも、APIではまだ使えるものがあります。ただし最新モデルの方が性能が高く、料金も同じか安いことが多いので、これから使うなら最新モデルがおすすめです。

モデル 入力 出力 キャッシュ読み込み
Fable 5/Mythos 5 $10 $50 $1
Opus 5 $5 $25 $0.50
Sonnet 5 $2 $10 $0.20
Opus 4.5/4.6/4.7/4.8 $5 $25 $0.50
Opus 4/4.1 $15 $75 $1.50
Sonnet 4/4.5/4.6 $3 $15 $0.30
Haiku 4.5 $1 $5 $0.10
Haiku 3.5 $0.80 $4 $0.08

特にOpus 4/4.1は今のOpus 5.5の約4倍の料金です。古いコードでこれらのモデルIDを指定したままになっていないか、一度チェックしておくと節約になります。

APIじゃなくてアプリ(claude.ai)で使う場合のプラン

チャット画面やClaude Codeで使う場合は、トークン単位ではなく月額プランになります。

プラン 月額 主な内容
Free $0 Sonnet・Haikuが使える。Web検索、ファイル作成も可
Pro $20(年払いなら月$17) Freeの5倍以上の利用量、Opus、Claude Code、Projectsなど
Max 5x $100 Proの5倍の利用量、混雑時の優先アクセス、月$100分のAPIクレジット
Max 20x $200 Proの20倍の利用量、月$200分のAPIクレジット
Team 1人$25(年払い$20)〜 2〜150人向け。管理機能、SSOなど
Enterprise 1人$20+API料金 大企業向け。20席から、年払い

アプリの利用制限は5時間ごとにリセットされる枠+週単位の上限という仕組みで、メッセージ数は固定ではありません。長い会話や重いモデルほど早く上限に達します。チャットとClaude Codeは同じ枠を共有している点も覚えておきましょう。

まとめ

  1. 今の最新はClaude 5世代。迷ったらOpus 5.5から始めればOK
  2. ブログ記事の作成・リライトはSonnet 5.5がコスパ最強
  3. タグ付けや大量処理はHaiku 5.5で激安に
  4. 本当に難しい作業だけFable 5.1
  5. キャッシュとバッチ処理を組み合わせると、料金は半分以下にできる

モデルと料金は数か月単位でどんどん変わります。最新情報は下の公式ページで確認してください。

参考・出典

この記事の数値は、以下のAnthropic公式ページをもとにまとめています(2026年10月19日確認)。

ページ 内容
Models overview(Claude Platform Docs) 最新モデルの一覧、モデルID、コンテキスト上限、最大出力、知識の範囲
Pricing(Claude Platform Docs) 全モデルのAPI料金、キャッシュ料金、バッチ割引、ツール料金、トークナイザーの注意点
Batch processing(Claude Platform Docs) Batch APIの仕組み、処理時間、制限、サーバーツール対応、キャッシュとの併用
Plans & pricing(Claude公式) Free/Pro/Max/Team/Enterpriseの月額プランと利用制限