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AIをもっと便利に使う「MCP」って何? 絶対に使うべきツール21選まとめ
Claude や Codex などのAIを、Gmailやカレンダー、Notionといった普段使っているツールと直接つなげられる仕組みが「MCP」です。この記事では、MCPの基本の考え方と、実際に使う価値があるおすすめツール21選をジャンル別に整理しました。あわせて、業務自動化系として紹介される「Zapier」と「Make」の違い・使い分けについてもまとめています。
そもそも「MCP」とは?
MCP(Model Context Protocol)とは、AIと外部の各種ツール(Gmail、Googleカレンダー、Slackなど)をつなぐ共通の規格(プラグ)のことです。パソコンやスマホを接続する「USB Type-C」によく例えられます。
ポイントは「誰が用意するか」です。AI側ではなく、ツール側(GmailやGoogleカレンダーなど)が「AIから操作できるように」用意して提供しています。
APIと比べると、MCPははるかに簡単にAIへ接続でき、メッセージ送信・下書き作成・ファイル検索といった各ツールの細かい機能を、AIが直接呼び出して実行できるようになります。
絶対に使うべきMCPツール21選
▶ 日常業務・ドキュメント管理系
| ツール | できること |
|---|---|
| Gmail | メールの検索、返信が必要なメールの選定、自動返信案の作成・下書き保存 |
| Googleカレンダー | 空き時間の自動解析、打ち合わせ候補日の提示 |
| Googleドライブ | ファイルの検索・取得、資料の要約、内容の整理保存 |
| Notion | ページ作成、文章要約、プロンプト指示によるスライド資料の自動生成 |
| Obsidian + File System | 特定フォルダのみ操作許可を出し、安全にファイル整理・メモ蓄積 |
| Zoom | 過去の文字起こし取得、新規ミーティングリンク発行とカレンダー登録を同時実行 |
▶ SNS運用・情報収集系
| ツール | できること |
|---|---|
| X MCP | 公式に許可された方法でXの投稿をリサーチ(話題の投稿を条件検索で抽出) |
| Typefully | X・Threads・Substackへの投稿自動化、下書き保存、複数SNS同時・予約投稿 |
▶ クリエイティブ・デザイン・動画・3D制作系
| ツール | できること |
|---|---|
| Figma | 指示だけでUIデザインを自動生成(編集可能な実データとして出力) |
| Hyperframe | HTML/CSSベースで図解入りスライド動画を作成し、MP4で書き出し |
| fal(fal.ai) | 多様なAI画像・動画生成モデルを集約、AIエージェント経由で直接操作 |
| Pixfield | 動画・画像・音声・3Dグラフィック作成を一括対応 |
| Blender MCP | 3D制作ソフトBlenderをAIから操作し、3Dモデリングを自動構築 |
▶ Web開発・デプロイ・ブラウザ自動化系
| ツール | できること |
|---|---|
| Cloudflare | AIが作ったWeb制作物を指示ひとつで自身のサーバー環境にデプロイ |
| Vercel | AIが書いたWebコードを公開環境へ簡単に送れるデプロイプラットフォーム |
| Netlify | ブランチやログ・設定を踏まえたデプロイ、環境変数やドメイン設定の管理、デプロイログのリアルタイム確認による反復修正 |
| Playwright MCP | ブラウザ自動操作。Computer Useが遅い・エラー時の代替手段として活用 |
▶ 会計・事務手続き系
| ツール | できること |
|---|---|
| freee | 未決済取引一覧の取得、レシート画像の経費計上、見積書・請求書の作成 |
| マネーフォワード | freeeと同様、取引先への見積書・請求書の自動作成・管理 |
▶ 業務自動化(ワークフロー構築)系
| ツール | できること |
|---|---|
| Zapier | Gmail、カレンダー、Slack、Notionなど複数アプリを跨ぐ自動化フローを会話だけで構築(再現性100%) |
| Make | Zapier同様、ノード形式で各種アプリを連携させる高度なワークフローを自動構築 |
MCPを使う際の重要ポイント
すべてのMCPを常に有効化しておくと、AIが処理するコンテキスト領域(メモリ)を無駄に消費してしまいます。基本はオフにしておき、使うツールだけを適宜オンにして利用するのがおすすめです。
Zapier MCPの具体的な使い方の流れ
Zapierは、Gmail・Googleカレンダー・Slack・Notion・Googleスプレッドシートなど、様々なWebアプリ同士をつなぎ合わせて作業を自動化できるノーコードのワークフロー構築アプリです。「特定のイベント(トリガー)が起きたら、次のアクションを実行する」という流れをノード形式で組み立てて動作します。
通常はブラウザ上で手作業でノードを配置して設定する必要がありますが、MCPを連携することで、AIとの会話だけで自動化フローを構築できるようになります。手順は次の通りです。
| 手順 | 内容 |
|---|---|
| 1. MCPコネクター/プラグインの接続 | Claude(デスクトップアプリやClaude Code)の「コネクター」、またはCodex/ChatGPTの「プラグイン」で「Zapier」を検索し、アカウントを連携してオンにする |
| 2. AIにやりたい自動化を言葉で指示する | 「Gmailが来たらGoogleカレンダーの空き時間をチェックし、結果をGoogleシートに記録して、Slackに通知を飛ばす」のような複雑な連携指示も可能 |
| 3. AIがZapier上にワークフローを自動構築 | 指示を受けたAIエージェントが、Zapier上でアプリ同士をつないだワークフローを代わりに組み立ててくれる |
メリットとしては、本来は画面上で細かい設定やテストを行う手間がかかる作業をAIに頼むだけで一瞬で完了できること、AI単体に処理させる場合と比べて固定アクションとして連携するためほぼ100%の高い再現性で処理できること、そして対応アプリ数が非常に多く日常業務のあらゆるツールを自動化対象にできることが挙げられます。
なお、MCPでの設定が難しい細かい条件分岐がある場合は、AIの「Computer Use(パソコン画面の操作機能)」を使って、ブラウザ上のZapierを直接操作・組み立てさせる方法も有効です。
ZapierとMakeの違い・使い分け
Zapierと非常によく似た仕組みを持つツールとして「Make」もあります。どちらもノーコード・ノード形式でGmail、Slack、Notion、Googleスプレッドシートなどのアプリを連携させる自動化ツールで、MCP経由でAIに会話で組み立てさせられる点も共通です。「仕組みはほとんど同じなので、基本的にどちらか一方を選んで使えばOK」とされています。
| 項目 | Zapier | Make |
|---|---|---|
| 対応アプリ数 | 非常に多く、メジャーなツールを幅広く網羅 | Zapier同様、多様なアプリに対応(ノード形式で柔軟に構築可能) |
| 自動構築のアプローチ | MCPや標準プラグインを通じて、会話でワークフローを組ませやすい | MCP連携に加え、AIのComputer Use(画面操作機能)でブラウザ上のUIを直接操作・設定させる手法も有効 |
| 難易度・操作感 | 直感的でセットアップしやすい標準的ツール | 視覚的なキャンバスで高度・複雑なルートの構築に向いている |
使い分けの目安は次の通りです。
Zapierがおすすめな人:使いたいアプリが多岐にわたる場合や、標準的なMCP連携を使って会話だけで手軽にワークフローを構築・運用したい場合。
Makeがおすすめな人:MCPだけでは再現できない細かい分岐設定やUI操作があり、AIの画面自動操作(Computer Use)なども交えて柔軟にワークフローを組み立てたい場合。
いずれの場合も、AI単体に複雑な処理をすべて任せるのに比べ、ZapierやMake上に固定のアクションとしてワークフローをつないでおくことで、ほぼ100%の再現性で確実に処理を実行できるのが大きなメリットです。
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