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ずっと気になっていた「Claude Code(クロードコード)」を、ついに使ってみました。YouTubeではこの話ばかり流れてくるのに、せっかくClaudeのProプランに入っているのに、一度も触ったことがなかったんです。
結果から言うと、インストールしたその日のうちに「記事作り、WordPressへの投稿、はてなブログへの投稿、Googleドライブへのバックアップ」まで全部自動になりました。しかも僕はプログラムを1行も書いていません。古いノートパソコンを使うおっさんの体験記として、つまずいた所も含めてまとめておきます。
きっかけ:AI自動投稿で「事実ミス」に悩んでいた
もともと僕は、宇宙やUFOの謎を扱うサイトで、Gemini(GoogleのAI)を使った自動投稿の仕組みを動かしていました。ところが、書かれた記事をチェックしてみると、人の名前や出来事の時期がしれっと間違っているんです。
たとえばアリゾナ州の有名なUFO事件の記事では、当時の州知事の名前が違っていたり、10年後に語った話を事件直後の記者会見で話したように書いていたり。感想文なら少しくらい間違ってもいいけど、事実を扱う記事で間違いは困ります。自分では正しいかどうか判断できないので、一度は「もう諦めよう」と思いました。
そこで思い出したのが、Claude Codeです。
Claude Codeとは?
Claude Codeは、パソコンの黒い画面(PowerShellなどのターミナル)で動くAIです。普段のチャットと違って、パソコンの中のファイルを読んだり、作ったり、プログラムを実行したりしながら、仕事を最後までやってくれるのが特徴です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 料金 | ClaudeのProプランなどでログインすれば、プランの利用枠の中で使えて追加料金なし |
| 使ったモデル | Opus 5.5(起動画面に表示されていました) |
| 得意なこと | Web検索で調べる、ファイルを作る、スクリプトを書いて実行する、自分で見直す |
| 苦手なこと | パソコンの電源が入っていないと動かない |
インストールは意外と簡単。でもPATHでつまずいた
インストールは、Windowsの「PowerShell」にコマンドを1行貼り付けるだけです。管理者として実行する必要もありません。
| 番号 | やったこと | ひとこと |
|---|---|---|
| 1 | PowerShellで irm https://claude.ai/install.ps1 | iex を実行 | 数分待つだけ |
| 2 | claude と入力したら「認識されません」と赤い文字 | ここで一度つまずきました |
| 3 | インストールし直したら「PATHに入っていない」という注意が出たので、PATHを追加するコマンドを実行 | Windowsに「claudeはここにあるよ」と教える作業 |
| 4 | PowerShellを開き直して claude で起動 | かわいいキャラが出迎えてくれます |
| 5 | ログイン方法で「Claude account with subscription」を選び、ブラウザでログインして承認 | 2番のConsoleはAPIの従量課金なので選ばない |
もう1つ大事だったのが、作業用の専用フォルダを作って、そこで起動することです。最初はユーザーフォルダ全体で起動してしまい、「このフォルダを信頼しますか?」と聞かれました。ここで「はい」を選ぶと、デスクトップやドキュメントまで読み書きできる状態になるので、一度終了して「nazo-writer」という専用フォルダを作ってやり直しました。
記事作りのルールを「CLAUDE.md」に書いておく
Claude Codeは、作業フォルダにある「CLAUDE.md」というファイルを毎回読んで、そのルールに従ってくれます。ここに、僕が一番気にしていた「事実の正確さ」のルールを書きました。
| 番号 | 主なルール |
|---|---|
| 1 | 書く前に必ずWeb検索で調べる。記憶だけで書かない |
| 2 | 人名・日付・数値は、2つ以上の信頼できる情報源で確認する |
| 3 | 確認できなかった細部は書かない。または「諸説ある」と書く |
| 4 | 事実と、説やうわさをはっきり書き分ける |
| 5 | 他のサイトの文章はコピーしない。画像は利用条件がはっきりしたものだけ |
| 6 | 書き終わったら、事実をもう一度1つずつ検索で確認して、結果をチェックファイルに残す |
| 7 | 記事の最後に「僕のひとりごと」として、短い感想を書く |
最初の1本で、Geminiとの差にびっくり
試しに、Geminiで間違いが出たアリゾナのUFO事件をもう一度書いてもらいました。かかった時間は約5分半。結果は、知事の名前も、記者会見と告白の時期も、全部正しく書けていました。
何より驚いたのは、最後の報告です。「この数字は2つの新聞で確認したけど、どちらも同じ通信社の配信記事なので、完全に独立した情報源とは言えません」「このページは読めなかったので、検索結果の要約で確認しました」と、自信がない所を自分から正直に教えてくれるんです。Geminiは間違っていても何も言わずに書いていたので、ここが一番の違いでした。
WordPressへの投稿も自動に
次は、書いた記事をWordPressに投稿する仕組みです。WordPressの「ユーザー」の「プロフィール」でアプリケーションパスワード(投稿専用の合言葉)を作り、それをフォルダ内のテキストファイルに保存しました。
あとはClaude Codeに「投稿するスクリプトを作って」と頼むだけ。タイトル、カテゴリ、タグ、アイキャッチ画像まで自動で設定してくれます。途中で画像のダウンロードが断られた時も、自分でスクリプトを直してやり直していました。
さらに、同じ記事を2回投稿しないように記録を残す仕組みも入れてもらいました。パスワードの中身は画面にも他のファイルにも出さない、というところまで気を配ってくれています。
「エフォート(労力)」で記事の深さが変わる
Claude Codeには、どれだけ手間をかけて仕事をするかを決める「エフォート」という設定があります。/effort と入力すると変えられます。実際に比べてみました。
| 設定 | 1本の時間 | 感じた違い |
|---|---|---|
| 中 | 約5分から6分半 | 報道や解説記事を中心に、十分正確 |
| 高 | 約4分 | 正確さは同じくらい。論文や研究機関の資料も参照 |
| 超高 | 約6分から8分 | 政府の報告書など、元の資料まで深く当たる |
時間はそこまで変わらなかったので、僕は「超高」にしました。ただし、その分だけ利用枠の減りが早いので、使いすぎには注意です。
テーマ選びも自動。好きなテーマも頼める
記事のテーマは、候補リストのファイルから順番に選んでもらいます。「UFO」「宇宙の謎」「宇宙の発見」のカテゴリを順番に回すので、同じジャンルばかりにならないようにしました。使ったテーマは別のファイルに記録されるので、同じテーマで2回書くこともありません。
毎回やることは、Claude Codeに「次の記事」と入力するだけです。好きなテーマで書いてほしい時は、「日本航空1628便UFO遭遇事件の記事を書いて」のように頼めばOKでした。
はてなブログには「感想記事」を自動投稿
はてなブログにも投稿したくなったのですが、同じ記事を2か所に載せると、Googleからコピー扱いされてしまう心配があります。そこで、WordPressの記事を書き終えた感想を「僕」の目線で書く、別の記事にしてもらいました。
| 番号 | はてなブログの感想記事のルール |
|---|---|
| 1 | 新しい事実や数字は書かず、元の記事の内容だけをもとに感想を書く |
| 2 | 元の記事と15文字以上同じ部分がないか確認する |
| 3 | 自分が運営しているサイトの記事だと分かるように書き、サイト名にリンクを付ける |
| 4 | 記事の最後に「詳しくはこちら」のボタンを付ける(見た目は、はてなブログのデザインCSSで茶色の丸いボタンに) |
はてなブログの投稿は、はてなの「AtomPub」という仕組みを使います。APIキーをファイルに保存して、あとはClaude Codeにお任せでした。
タスクスケジューラで完全自動に
ここまでは僕が入力して動かしていましたが、Windowsの「タスクスケジューラ」に登録すれば、決まった時間に勝手に動いてくれます。画面での設定はさっぱり分からなかったので、PowerShellにコマンドを貼り付ける方法で登録しました。
| 時間 | 自動でやること |
|---|---|
| 7時・13時・19時 | 宇宙とUFOの謎サイトに記事を書いて公開 |
| 12時 | はてなブログに感想記事を書いて公開 |
| 23時半 | Googleドライブにバックアップ |
Claude Codeの画面は開いていなくても大丈夫です。パソコンの電源が入っていて、Windowsにログインしていれば、裏で起動して、終わったら勝手に終了します。僕のノートパソコンは何か月もつけっぱなしなので、この使い方にピッタリでした。
古いパソコンが心配なのでGoogleドライブにバックアップ
一番大事なのは、ルールを書いた「CLAUDE.md」と、テーマや投稿の記録です。これが消えると、また一から作り直しになってしまいます。
そこで、毎晩23時半に作業フォルダをGoogleドライブにコピーするようにしました。パスワードやAPIキーを保存したファイルだけはコピーしないようにしています。パソコンが壊れても、新しいパソコンにClaude Codeを入れて、このフォルダを戻し、パスワードのファイルを作り直すだけで再開できます。
つまずいたポイントまとめ
| 症状 | 原因と対処 |
|---|---|
| claude が「認識されません」 | PATHが通っていなかった。PATHを追加して、PowerShellを開き直したら解決 |
| 「このフォルダを信頼しますか?」 | ユーザーフォルダで起動していた。専用フォルダを作ってそこで起動 |
| ブラウザのログインでメールに番号がない | リンクをクリックするタイプのメールだった。リンクを開けばOK |
| はてなブログの投稿が404エラー | ブログのドメインに「https://」を付けたままだった。Claude Codeが自動で外すように直してくれた |
| サイト名が内輪の呼び名のまま | 作業中の呼び名がそのまま記事に出ていた。ルールを直して正式なサイト名に |
使ってみた感想と注意点
正直、目からウロコでした。もっと早くやればよかったというのが本音です。僕がやったのは、「こうしてほしい」と日本語で頼むことと、出てきた記事を読むことだけ。スクリプトも設定ファイルも、全部Claude Codeが作ってくれました。
ただし、注意点もあります。
| 番号 | 注意点 |
|---|---|
| 1 | 利用枠の減りが早い。1日に何本も書かせると、週の上限に近づく警告が出ました。設定の「使用量」をときどき確認しています |
| 2 | AIなので間違いがゼロになるわけではありません。チェックファイルを時々見るようにしています |
| 3 | パスワードやAPIキーは、チャットやブログに絶対に貼らないこと |
| 4 | パソコンがスリープやシャットダウンしていると自動実行は動きません |
まとめ
Claude Codeは、「プログラムが書けない人ほど使ってほしい」と感じるツールでした。やりたいことを日本語で伝えれば、調べて、作って、試して、間違いがあれば自分で直してくれます。
AIの自動投稿で事実ミスに悩んでいる人や、ブログの作業を少しでも楽にしたい人は、ぜひ一度試してみてください。古いノートパソコンのおっさんでも、1日でここまでできました。

















