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LINEプライバシー設定とセキュリティ対策|個人情報保護とアカウント乗っ取り防止の必須手順

はじめに:なぜLINEのプライバシー設定が重要なのか
LINEは業務内外で広く利用される便利なコミュニケーションツールですが、その初期設定のままでは、従業員個人および企業全体のセキュリティを重大なリスクに晒す可能性があります。主な脅威は2つあります。
第一に、ユーザーの行動履歴や位置情報といった個人情報が、意図せぬ形でマーケティング目的のために過剰に収集されるリスク。第二に、悪意のある第三者がプラットフォームの特性を悪用し、詐欺やアカウント乗っ取りといった犯罪行為の標的とするリスクです。
本稿では、これらのリスクを無効化するための具体的な設定手順を体系的に解説します。
過剰な個人情報収集とその対策
LINEプラットフォームに提供する情報を主体的に管理することは、プライバシー保護の第一歩です。LINEはサービスの最適化や広告配信のため、ユーザーのアプリ内行動や位置情報を収集する機能を有していますが、これはプライバシー上の懸念につながる可能性があります。以下の手順に従い、不要なデータ収集を制限することで、プライバシーレベルを大幅に向上させることができます。
1.追跡型広告のための行動履歴提供の停止
LINEおよびウェブサイトにおける閲覧・行動履歴は、ユーザーの興味関心を分析し、追跡型広告を配信するために利用されます。これにより、個人の趣味嗜好や関心事が意図せず収集されるリスクが生じます。
LINEホーム画面右上の歯車マークをタップし、プライバシー管理 >広告の設定へ進み、以下の手順で設定を無効化してください。
- Web行動履歴を利用した追跡型広告の受信オフにする。
- LINE内部識別子を利用した追跡型広告の受信オフにする。

同画面下部の詳細を見るをタップする
画面で下にスクロールし、「ウェブサイトの行動履歴とLINEアカウントの関連付け」の項目で表示される大きな無効ボタンを押す。

2.位置情報の取得を許可オフにします

コミュニケーション関連情報の提供停止と削除
「コミュニケーション関連情報」とは、LINEのサービス改善や広告配信、AI学習のために収集されるデータです。具体的には、企業等の公式アカウントとのやり取り(メッセージ内容、送受信した画像や動画など)や、無料通話のメタデータ(通話相手、日時、通話時間など)が含まれます。
歯車マーク > プライバシー管理 >情報の提供へ進み、以下の設定を行ってください。
コミュニケーション関連情報オフにします

また、これまでLINEに提供された情報を削除したい場合は、同画面にあるこの情報の削除をタップすることで、過去に収集されたデータを削除することが可能です。
詐欺・アカウント乗っ取りとその対策
自身のアカウントを外部の脅威から保護することは、セキュリティ管理において極めて重要です。詐欺師はLINEの特定の機能を悪用して標的を探しており、一度アカウントが乗っ取られると、金銭的な被害だけでなく、本人になりすまされて周囲の連絡先に被害が拡大するなど、深刻な事態に発展する可能性があります。従業員自身が被害者であると同時に、意図せず加害者のような立場に立たされるリスクを未然に防がなければなりません。
3.メッセージ内容の暗号化(レターシーリング)の確認
レターシーリング (Letter Sealing) は、メッセージの内容を暗号化し、送信者と受信者以外には解読できないようにする極めて重要なセキュリティ機能です。これにより、万が一情報が第三者に渡った場合でも、メッセージの機密性が保護されます。
歯車マーク > プライバシー管理レターシーリングオンになっていることを必ず確認してください。ただし、この暗号化が有効に機能するためには、メッセージの送受信者双方が本設定を有効にしている必要がある点に留意してください。

4.意図しない「友だち」追加の防止
詐欺師たちは、電話番号を手がかりにしてLINEの中から個人情報を探し出すという手口で、積極的に詐欺の標的を探しています。心当たりのない相手から一方的に「友だち」に追加され、攻撃の起点とされることを防ぐため、以下の設定を必ず無効化してください。
歯車マーク > 友だちへ進み、以下の設定を行ってください。
- 友だちへの追加を許可オフにする:オフにすると、第三者があなたの電話番号を知っていても、LINEであなたを「友だち」として追加できなくなります。

- 友だち自動追加オフにする:オフにすると、スマートフォンの連絡帳に登録されている連絡先(過去の取引先など)が、自動的にLINEの友だちリストに追加されることを防ぎます。

5.連絡先情報へのアクセス制限による被害拡大の防止
これにより、従業員の個人的・業務的な人的ネットワークが、攻撃者にとっての新たな被害者リストと化し、会社の顧客やパートナーを直接的な危険に晒すことになります。このリスクを根本から断つため、

- スマートフォンの設定アプリを開きます。
- アプリ(または アプリと通知)を選択します。
- アプリ一覧からLINEを探してタップします。
- 権限(または 許可)をタップします。
- 連絡先の項目を選択し、許可しないに変更します。
これらの対策を講じることで、アカウントが外部の脅威に晒されるリスクを大幅に低減させることができます。

補足で
パスコードロック を必ずON
→ LINEアプリ起動時に別のパスワード/指紋/FaceID必須にする
(設定 → プライバシー管理 → パスコードロック)
他の端末からのログインを許可しない(超重要!)
→ PC/iPad版とか使わない人は完全にOFF推奨
(設定 → アカウント → 他の端末からのログインを許可 → OFF)
現実的に一番多い被害パターン(2025〜2026年)
・警察/銀行/家族を装ったフィッシング詐欺
・認証番号を聞き出されて乗っ取り
・怪しいURLを踏んでマルウェア感染 → アカウント盗難
・古い端末・古いLINEバージョンのまま使ってて脆弱性を突かれる
LINEのセキュリティ、正直「まあまあ頑張ってるけど、まだ甘い」って感じ。Letter SealingはデフォルトでONになったのは良いけど、結局一番の穴はユーザー側の設定ミスと詐欺耐性の低さ。パスコードロックすら入れてない人が多すぎるし、認証番号聞かれたら即落ちる構造は今どき危険すぎる。企業努力は見えるけど、ユーザーがアホだと全部パー。もう少し「バカでも安全」な設計にしてほしいのが本音です。
















