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Windows 11を使っているとき、「設定」>「プライバシーとセキュリティ」を開いても、あるはずの「デバイスの暗号化」が表示されないというトラブルに遭遇したことはありませんか?
「暗号化を解除(OFF)したいのに、メニューが見当たらないから設定変更すらできない…」と焦ってしまう方も多いはずです。
結論から言うと、メニューに表示されない場合、暗号化はすでに「OFF(無効)」になっています!
この記事では、なぜ項目が消えてしまうのかという原因から、自分のパソコンが現在本当にOFFになっているかを確実に確かめる手順まで、分かりやすく解説します。
なぜ「デバイスの暗号化」が画面に表示されないのか?
Windows 11では、パソコンが「暗号化を行うための安全基準(動作要件)」を満たしていない場合、機能そのものが隠れて表示されなくなる仕様になっています。
一番の原因は「TPM」が無効になっていること
暗号化を動かすためには、パソコン内に「TPM(セキュリティチップ)」という機能が必要です。
「システム情報(msinfo32)」という画面を開いたときに、以下のようなエラーメッセージが出ている場合がこれに該当します。
このように土台となるTPMが使えない状態だと、Windowsはドライブを暗号化することができません。そのため、自動的に暗号化機能がOFFのまま固定され、設定項目自体が画面から消えてしまうのです。
現在の暗号化状態(ON/OFF)を確実に確認する2つの手順
「項目がないのは分かったけれど、本当に暗号化がOFFになっているのか自分の目で確かめたい」という方のために、簡単に確認できる2つの手順をご紹介します。
方法1:エクスプローラーのアイコンを見る(一番簡単)
最も手軽なのが、ドライブのアイコンを確認する方法です。
- キーボードの
Windowsキー+Eを同時に押して「エクスプローラー」を開きます。 - 左側のメニューから「PC」をクリックします。
- 「ローカル ディスク (C:)」のアイコンを確認します。
- 鍵マーク(🔒)が付いていない: 暗号化はOFF(無効)です
- 鍵マーク(🔒)が付いている: 暗号化はON(有効)です
方法2:コマンド(ターミナル)で詳細を確認する
文字でハッキリと確認したい場合は、コマンドを使う方法が確実です。
- 「スタートボタン」を右クリックし、メニューから「ターミナル」(または「PowerShell」)を選択します。
- 画面が出たら、以下の命令文を入力して
Enterキーを押します。
manage-bde -status
表示された結果の中から、「C:」の欄にある以下の項目を確認してください。
- 暗号化の割合: 0.0% となっていればOFF
- 保護状態: 保護はオフです となっていればOFF
状態と確認結果まとめ
今回の症状と各画面での確認結果を一覧表にまとめました。
| 確認した場所 | 画面の表示結果 | 現在の状態・判定 |
|---|---|---|
| 設定画面 | 「デバイスの暗号化」が表示されない | 要件未満のため機能が無効化 |
| tpm.msc | 「互換性のある TPM が見つかりません」 | TPMがOFF(暗号化不可) |
| Cドライブのアイコン | 南京錠(🔒)マークがない | 暗号化はOFF |
| コマンド実行 | 「保護はオフです / 0.0%」 | 暗号化はOFF(操作不要) |
まとめ:「デバイスの暗号化」が出ないときはOFFになっている証拠!
Windows 11の「プライバシーとセキュリティ」に「デバイスの暗号化」が表示されない時は、一見トラブルのように思えますが、「暗号化をオフのまま使いたい」という目的であれば何もしなくてOKな状態です。
ドライブのアイコンに鍵マークがなく、コマンド結果でも「保護はオフです」となっていれば、完全にOFFになっていますので安心してそのままパソコンをご使用ください!



















